『ゲリラ離婚』回避マニュアル
〜周りの人間を心理誘導し、「昨日の敵は今日の味方」を実現する
3つの方法〜

■ ゲリラ離婚の実例3(調停)〜本当にあった怖い怖い話〜


「かわいそうな私」が二重に三重に「かわいそう」になるという悲惨な悲劇。
それは典型的なゲリラ離婚でした。


探偵にだまされ、弁護士にだまされた彼女は、まさに「1度あることは2度ある」とは
どういうことなのか、ようやく知ったわけですが
彼女に残された選択肢は2つ。


・「2度あることは3度ある」

・「3度目の正直」



彼女はどちらを選んだのでしょうか?彼女は心と体がバラバラでした。


「アタシはどうしても嫌だったんです。
離婚したくないのに「離婚」調停に出席するなんて。」



彼女は怒りの気持ちをそう吐き出しますが、
それなのに、その足は裁判所の方に向かっていたのです。


◆ なぜ、彼女はこんな支離滅裂な言動をとったのでしょうか?



彼女は一縷の望みにかけて
3度目の正直」を選んだのです。


「調停委員さんは海千山千のプロでしょう。

アタシのような人を見てきているでしょう。

だから、アタシの気持ちを分かって
くれるはず!」




なんと彼女の予想はズバリ的中したのです。


調停委員は彼女より一回り年上のオジサンとオバサンのペアだったそうですが
彼女にとっては、まるで「天使」のよう



「大変だねぇ〜」「かわいそうだね」「そうだよね」


それは彼女がずっとずっと待ちわびていた言葉だったのです。
調停委員は夫のことを「悪者扱い」し、ボロクソに叩いてくれたのです。



それもそのはずです。


若い女性と一緒になるために、
闘病中の妻を「ポイ捨て」する・・・
そんな夫の味方をする人など
本当はいないのです。


あくまで確率論。今まで相談してきた人は、
たまたま、おかしな輩だっただけの話。



「3度目の正直」を選んだ彼女が
ようやく報われた瞬間、のはずでした。






彼女はようやくゲリラ離婚から脱出できたのでしょうか?



しかし、彼女がうっかりNGワードを口走ったせいで、
今まで温和だった調停委員が一気に凍り付きます。


◆ 彼女は今度は何を仕出かしたのでしょうか?







■ なぜ、救世主はモンスターに化けたのか?


「ダンナと直接、話をさせて欲しい」


彼女は当たり前のように、調停委員に頼んでみたのですが、
これですべてがオジャンに
またゲリラ離婚に逆戻りです。





確かに「夫本人の目を見てガツンと言ってやらないと気が済まない」と
いう気持ちはよくよく分かります。


しかも、彼女と夫は目と鼻の先です。
しかし、それとこれとは別です。




もし、調停委員の目を盗んで、夫婦だけで勝手に話を進めたら、どうなるでしょうか?



調停委員はそれを把握できないので、
調停をどう進めるのか、困ってしまいます。



さらに「自分たちは信用されていないのか」とガックリと肩を落とし、
疑心暗鬼になるのです。




だから絶対に言ってはいけない「禁句中の禁句」なのです。それなのに。それなのに。


調停委員「それはダメ」


彼女「なんで?」


調停委員「ダメなものはダメ」


彼女「じゃぁ、こっちで勝手にやりますから!」




そうやって彼女はまたまたブチ切れて、今までの苦労を台無しにしてしまったのです。



もちろん、「ダメな理由」を言わなかった調停委員も悪いですが、
「そんなことは当たり前」という空気を察することなく、
煮え切らない調停委員を一刀両断してしまっては
上手くいくことも上手くいきません。



そうこうしているうちに、あっと言う間に調停は3回目。実はこれが最終回だったのです。
どういうことでしょうか?


「最悪でした!」



彼女はそう振り返りますが、なんと今まで仲良しだった調停委員が激変。
突然、夫に肩入れするようになったのです。



調停委員が発する小汚い言葉の1つ1つに
彼女が耳を疑ったそうです。


まるで浮気も、生活費不足も、離婚も、彼女のせいだと言わんばかり。


「いくら待っていても、どうせムダ!
早く離婚して楽になりなさいよ!!」



「お互い好きなんだから、
浮気はしょうがないじゃない。
飽きるまで待つつもりなの?」



「ダンナさんの稼ぎなんだから、
何に使おうがダンナさんの自由でしょ。
何様のつもりなの!






これは一体どういうこと?まるで別人、とても同じ人とは思えず
彼女は「調停委員は何かおかしなモノでも食べたの?」と疑うくらいでした。



これら暴言の数々が「夢のなかの話」なら、そのまま、寝転んでいれば「はい、終了」です。





しかし彼女がいくら頬をツネっても、
やはり「痛い!」


そう現実の世界だったのです。



いつの間にか調停委員は夫に洗脳され、
まんまとマインドコントロールを
かけられてしまった
のです。


もしかして探偵も?弁護士も?


疑い出したらキリがありませんが
疑心暗鬼から抜け出せなくなるのが
ゲリラ離婚なのです。





彼女は夫から何を言われようが、もう慣れっこでした。
いちいち落ち込んだり、腹を立てたり、怒ったり・・・



感情を荒げることすら、ちょっと「面倒くさく」なっていたのです。
まさに『諸行無常の鐘の音」状態です。


しかし、今回はまったく話が別です。



いわゆる「言葉の暴力」を振るってきたのは、身内である「夫」ではなく、
赤の他人である「調停委員」なのです。



それは彼女にとって完全な「不意打ち」なので、2倍3倍もショックで傷ついたのです。
それは100%嘘で、事実無根であっても、です。




彼女にとって調停委員も
「共犯の1人」でした。



悪人である夫の代弁をすること、
加害者である夫の味方をすること、
そして何より「自分を裏切っったこと」
気に食わなかったのです。



昨日の味方は今日の敵・・・
そうゲリラ離婚そのものです。


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