地球環境の悪循環を食い止める、3つ行動プラン


なぜ地球環境がそんなに大事なのか?

2007〜2009年にかけて「100年に1度の大不況」がありました。
いろいろな説がありますが、私が考えているのは『環境不況』です。

環境問題を大雑把に言うのなら、CO2(二酸化炭素)の排出により、地球が温暖化することです。
地球が温暖化することで、次のような悪循環が発生します。



・温度が上昇する
・クーラーなど冷房を多く使う
・電力が必要になる
・発電をするため、石油が必要になる


・石油の需要が増えると、石油の値段が上昇する
・石油の値段が上がると、石油を使った商品(ビニール、プラスチックなど)の値段が上昇する
・消費者物価指数(物価を示す指標)が上昇し、インフレになる。


・石油の先物取引にお金を使っていた人が、
他の先物(小麦や大豆、とうもろこし、など)に投資をする。


・小麦やとうもろこしを使った商品(パン、スパゲティなど)が値上がりする。
・さらにインフレが悪化する。



この悪循環の元を辿っていくと、諸悪の根源は「温度の上昇」だと言うことが分かります。
逆に言えば、温度が上昇しなければ、次々に事態が悪化することはありません。



このように考えていくと、温暖化を防ぐことで、物価上昇、不況も同時に防ぐことができ
一石二鳥どころか、三鳥四鳥になります。
その結果、地球環境も守ることができるのですから、地球を「使わせてもらっている1人」としては
何としでも取り組まなければなりません。



では具体的に、温暖化を防ぐために何をしなければならないのか、考えていきます。
私が現状、実行が可能で、効果があると考えているのは次の3つです。




環境省主催「チームマイナス6%」公式サイトはこちら



地球環境の悪循環を食い止める、3つ行動プラン


1.「チームマイナス6%」「もったいない精神」を広めていく

→環境問題は自分1人で解決できる問題ではありません。
なぜなら、1人の人間が削減できるCO2排出量は非常に限られているからです。
もちろん自分が率先して、行動を起こすことは大事ですが
1人で達成できるCO2排出量は、ほんのわずかです。



地球に住む全員がCO2を排出しており、
大人数が取り組まなければ「総量」が大きくなりません。



そう考えると、温暖化防止に効果的なのは、自分1人でこっそりやることではなく
他人を巻き込み、影響を与え、一緒に行動してもらうことです。
一緒に取り組んでもらえる人を増やすことが重要です。



温暖化防止に取り組む人を増やす方法としては、相手に分かりやすく情報を伝えることです。
私は平成20年8月にケニアの前環境大臣、ワンガリ・マータイさん
(ノーベル平和賞受賞者)が主催する
「MOTTAINAI運動」(もったいない運動)公式スポンサーになっています。




また平成21年1月、環境省に公認され、環境省主催の「チームマイナス6%」に公式参加しています。
「チームマイナス6%」とは京都議定書で決められた2012年までに
CO2排出量を6%削減するという、日本国内の目標値です。



公式スポンサー、参加団体のメリットは、これらの活動のロゴを無償で使用できることです。
どちらの活動も、それなりの知名度がありますので、ロゴを見れば
環境に対する意識付けを行う効果があります。



私の場合、情報発信方法はホームページ、名刺、メール、小冊子などですが
これらの媒体に「チームマイナス6%」「もったいない精神」のロゴを計算し
環境への取り組みを周知していきます。


MOTTAINAI



2.団体に経済的援助をする。

→上記と少し重複しますが、露木行政書士事務所は
ケニアの前環境大臣、ワンガリ・マータイさん(ノーベル平和賞受賞者)が主催する
「MOTTAINAI運動」(もったいない運動)公式スポンサーになっています。
具体的には平成20年8月、書籍の著者印税の一部を、「MOTTAINAI運動」に無償寄付しています。

1は環境問題への考え方、姿勢の周知徹底ですが、2は具体的な行動です。
「MOTTAINAI運動」の主な活動は植林活動で、CO2を吸収してくれる木々を植えることです。
現実問題として私がケニアに出向き、この活動を行うことは時間的に難しいですし
理学的な専門知識がないため、植林活動を自分の手で行うことはできません。
そのため、経済的な面で支援をし、実際の行動は「その道の専門家」にお任せしています。


3.環境ビジネスに参加『しない』

→これは環境ビジネスに『参加する』ではなく、『参加しない』というのが大きなポイントです。
環境ビジネスというのは、環境をお題目にして、環境を守るためではなく
「環境でお金を儲けるために」温暖化対策に取り組むビジネスのことを言います。



一番分かりやすいのはエコバックです。
あなたがエコバックを購入すると、どうなるでしょうか?
エコバックを製造、販売している企業は利益を得ることができます。



例えばスーパーでビニール袋の代わりにエコバックを使い、ビニールを節約すれば
ビニールを製造するときに発生するCO2は削減されます。


しかし、エコバックを製造するにはCO2が発生します。
このことをすっかり、忘れてしまっている人が多数派です。



ではエコバックにかかるCO2、ビニールにかかるCO2、どちらが多いのでしょうか?



その答えは「エコバック」です。
このあたりの詳細は次の本に書かれています。
偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する (幻冬舎新書) 武田 邦彦 (著)



つまり、エコバックを買えば買うほど、地球環境を破壊していることになります。
一番良いのは、自宅に余っている手頃な大きさの袋を「新しく買わずに」
エコバックのように使うことです。



このような「環境対策のように見えるけれど、本当はお金儲けが目的」である活動を
環境ビジネスと言います。
環境ビジネスに参加『しない』と言うのは、こういった情報をあらかじめ仕入れておき
一例を挙げるなら、エコバックをあえて買わないことです。



環境ビジネスこれ以外にも排出権取引、カーボンオフセット、バイオ燃料などがあります。
私はこれから将来的にも、環境ビジネスに誘われても参加せず、手をつけないことを約束します。


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