学生・未成年のための妊娠中絶講座
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子供を妊娠したら?妊娠、中絶の判断ポイントを解説



露木幸彦のプロフィール


ここ最近は
「もし離婚したら、養育費や慰謝料はいくらもらえるか」という
相談が増えています。



おそらく、来年4月からの年金分割を目途に離婚される方で
今から作戦会議を開こうという人たちです。



もちろん、離婚後の生活保障が大事です。

養育費や慰謝料をいくらもらえるかで、生活設計も大きく変わってくるでしょう。

例えば養育費が月5万円以上なら離婚する、5万円以下なら離婚しないという
心理的な葛藤もあります。



ただ問題なのは、養育費や慰謝料を「もし離婚したら」という話で
仮定してしまうことです。



いろいろ作戦を練って、離婚条件を準備していても
肝心なことを忘れていています。

それが原因で、いざ離婚の交渉のテーブルについても
にっちもさっちも行かないケースがあります。

離婚条件より、もっと大事なことがあります。



それは

「離婚すること」


です。


離婚の話なんだから、離婚することなんて当たり前
この人は何を言っているんだ、と怒られてしまうかもしれません。


皆さんの頭の中では「離婚成立」が前提で
いろいろお金の話が進んでいます。



つまり、こういうことです。

いくら離婚条件を空想して、いざ相手が離婚に応じてくれないと
骨折り損になってしまう



当事者としては、もう完全に夫婦関係が終わっていて
近い将来、離婚を切り出せば、相手も応じてくれる、と確信があるのかもしれません。

もちろん、その通りに実現すれば、今回のメールは全くの杞憂に終わります。



ただ人間の気持ちは普段の言動で計れないものがあります。

自分が考えることと、相手が考えることは、ほとんどの場合、相違しています。




相手としては、曖昧なままでも、しばらくは夫婦を続けていきたい
または自分が悪いところを直して、復縁したい

もしも、こう考えていたら・・・

離婚に応じてくれない可能性もあります。




離婚を切り出す前に、離婚条件について空想するのが悪い
と言っているわけではありません。

何の考えもなしに、感情的に離婚を切り出す方がよほど怖いです。



ただ人間の時間は有限です。

せっかく膨大な時間かけて練り上げた離婚条件も
相手が離婚を拒否したら、意味のないものになります。



つまり、離婚条件を決めるのにかける時間のうち
少しだけでも「相手から離婚の同意をもらう方法」に費やすことです。




離婚原因のうち「性格の不一致」ですと
このような無駄足になる危険が高いようです。



「借金」「暴力」「浮気」などは、被害者が一方的に離婚を突きつけるので
あまり心配する必要はありません。


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