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【 続編 】7割の人が間違えるメール交渉の欠陥


さて前回からお話している「7割の人が間違えるメール交渉の欠陥」



今回は『理由なき請求』の事例として1つ挙げさせていただきます。
去年の12月頃、こんなことがありました。


ある出版社から2万字程度の原稿を依頼され、その原稿が書きあがりました。

原稿を出版社に提出し、そして編集者が
その原稿を校正していきます。
校正した原稿を『ゲラ』といいますが、
私のもとにゲラが戻ってきたときのお話です。



1つの単語の表記のお話です。



私が提出した原稿には「例えば」という表記になっていました。
一方、編集者が直したゲラには「たとえば」となっていました。


漢字と平仮名の違いで、ニュアンス自体は特に変わりません。
ですので私としては「例えば」でも「たとえば」でも
どちらでも構いません。



ただ、修正するには理由があるはずです。
「例えば」という表記は2万字の原稿のなから、10回以上使われていました。


「例えば」という言葉を探し当て、修正するのは結構な手間です。

編集者は1日13時間のハードワーカーですから、このような細かい箇所を
1つ1つ修正する時間があるのなら、早く仕事を終えて
家に帰りたいという心情を持っています。

サラリーマンが会社で無駄な時間を浪費する義理はありません。



だからこそ、なぜこのような「面倒なこと」にわざわざ時間を使ったのか
その理由を知りたかったのです。

きっと「例えば」より「たとえば」の方を選ぶ理由があるはずだからです。




私はどうしてもその理由が気になって、編集者に確認をしました。



しかし、返ったきた答えはこちらが期待するものではありませんでした。
質問の答えになっておらず、失望せざる得ませんでした。


その答えとは
「いや別に。意味なんてないですよ」



つまり、この答えで次のことが分かりました。



この編集者は特に理由もなく、原稿を修正したということです。
もう少し連想すると『何となく』
『そのときの気分で』で仕事をしているのです。


編集者がたった1人で完結する仕事をしていれば構いませんが
現実的には多くの人がその仕事に関与しています。


利害関係者がいれば、関係者から何か指摘を
受けることが日常茶飯事ですが
その指摘を何ら想定しておらず、付け焼刃の仕事を
していたということです。



その結果『いい加減な仕事をされた』という感情だけが
私には残りました。

「きちんとした仕事をしてくれる」と持っていた相手が
きちんとした仕事をしなかった顛末です。

仕事を受けるときも、仕事を頼むときも、
相手方には一定の信頼を置いています。


その信頼がなくなれば、仕事を振る、受けるという流れは成立しません。
以後、この編集者と以後、付き合いはありません。





この例で感じ取っていただきたいのは、
『理由なき依頼』が人間関係を壊してしまうことです。



人間関係が喧嘩の末、壊れてしまうのなら良いですが
この例でお分かりのように、知らぬ間にひっそりと、
音信普通になります。
『理由なき請求』で怖いのは、反省する機会がないことです。



間違いを指摘してくれる人がいないため、いつまで経っても
間違いが間違いのまま、まかり通ってしまいます。





これは離婚の交渉術に通じるところがありますが
「相手から後日、突っ込まれない主張」をすることが大事です。


上記の例でいえば、なぜ「例えば」ではなく「たとえば」を使ったのか、です。
相手から後日、突っ込まれないためには
相手を説得させられる『理由』が必要になります。



この理由はいい加減なものではなく、きちんと相手の心を動かせるだけの
大義名分である必要があります。
離婚の場合、お金の面でいえば請求できるのは養育費、慰謝料、財産分与です。
例えば養育費を月5万円請求するとして、なぜ5万円なのか、その理由です。




もし相手を説得させられないようだと
「やっぱり気分次第で発言しているんですね」と甘く見られてしまいます。
理由は「言い訳」になってしまうと逆効果です。



『理由なき請求』を回避するには、テクニック的に
何でもかんでも理由をくっ付ければ良いということではありません。



何かアクションを起こす段階で、「なぜそのアクションを起こすのか」
きちんと理由付けをしておく必要があります。



何となくフラフラと行動を起こさないことです。
いざアクションを起こす前のその定義付けを
行うことが大事です。



メールという媒体の良いところは、
時間をかけて文面を作成できることです。



もし「養育費を月5万円にしたのか」を忘れてしまったら、
時間をかけて思い出す作業が必要になります。
それはメールを打ち終わって、送信する前の「再確認」の段階で行います。





「これなら相手に突っ込まれないだろう」という確信が持てた時点で
『えいや!』とメールを送信するのが良いでしょう。


相手の反応は100%把握できないとしても、
最大限、配慮と気配りをしたメールを送ることです。



その配慮と気配りは相手の心に届きます。
配慮のあるメール、ないメールというのは
受け取る側としては歴然と分かります。

配慮がある場合とない場合とでは、もちろん、印象は変わってきます。





『理由ある請求のメール』をしても、結果として相手がその通り、
動かないかもしれません。


きちんとした理由が添えられていても、
タイミング、財布の中身、時間などがネックになって
応諾できない場合もあるからです。



しかし相手はそのメールの発信者に悪い感情を抱くことはありません。
少なくともメールを送ったことで、相手の怒りを
買うということはありません。


相手方に「気使いができる人」と思ってもらえれば
タイミング、予算、時間などがマッチすれば、
今後は依頼を引き受けてもらえるかもしれません。




今回お話した内容は、私の感触では7割方の人はきちんと出来ていません。
きちんと出来ている人を過去の相談例から探す方が大変です。



特に40代以上の人はメールを打つことに慣れていないせいか
『理由なき依頼』になってしまうことが多いようです。




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