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179.話し合いをダメにする「ゼロイチ理論」とは?! さて前回は「あえて何もしない」という方法をお話しました。 これは非常に消極的な方法ですが、考え方によっては、とても高度なテクニックです。 「面倒だからサボっている」のではなく 今は行動する時期ではないから「意図的にサボっている」からです。 外から見れば、同じサボっているようですが、大きな違いがあります。 「あえて何もしない」という方法は これは嵐が過ぎ去るのを待つということです。 嵐のなかで動こうとしても、雨や風が強すぎて前に進むことができません。 ジタバタするなら、嵐のなかではなく、嵐の後にすることです。 離婚の場合、時間が経過することで、勝手に事態が好転することがあります。しかも自分の努力とは関係なく、です。 問題解決に向け、いつかは頑張らなければなりませんが、 いつ頑張るのかで結果が大きく変わってきます。 その時期を見極めることも非常に重要です。 そう考えると今行動するか、 「あえて何もしないで」行動する時期をズラすのかを考えていく必要があります。 行動の有無をパターン別に想定していくことが大事です。 例えばAの場合は今すぐ行動を起こす、 Bの場合は1ヶ月待つ、Cの場合は半年待機するという具合です。 今日はそのパターン分けについて突っ込んでお話していきます。 話を分かりやすくするために、パターンを2つに分けてみます。 1つは今すぐ行動するパターン、もう1つは何もしないで待機するパターンです。 あなたの状況が、このどちらに該当するのか、帳簿ではありませんが まず「仕分け」する作業を進めていきます。 なお、この「仕分け」はゼロイチではありません。 ゼロイチとは、物事をゼロ、イチのどちらに分類し、 その間(0.5や0.7)を許さないという考え方です。 必ず、ゼロかイチ、どちらかに仕分けするということです。 ただ現実問題として、離婚の場合、白黒をつけられないことが多くあります。 離婚の場合、ゼロイチというのは、離婚する、離婚しないという選択ですが 必ずしもゼロかイチになるわけではありません。 例えば別居して様子を見たり、離婚することは確実でも、その時期を先延ばしすることがあります。 そうするとゼロでもイチでもない、0.5や0.7という中間の選択肢も生まれます。 多くの場合、感情的になっていたり、相手に対し嫌悪感を感じ、敵意を持っている場合,視野が狭くなります。 その結果、物事を極端にとらえてしまう傾向があります。 その傾向というのがゼロイチで、「必ずゼロイチでないといけない」と思い込むと 問題解決のハードルが急にあがり、解決できないことに苛立ちます。 そして、さらにストレスを溜め込み、精神的に不安定な状態になります。 ゼロイチという考え方と知った上で、あえてゼロイチで物事を考えない 0.5や0.7という曖昧な答えを許すことが大事になってきます。 大事なのは今すぐ手を打つか、少し待機するのかを選択することです。 対処法は必ずしもゼロイチではないということです。 ゼロイチについて今回に話とは別に、少し補足をさせていただくと・・・ この考え方は自分だけでなく、相手に対しても似たようなことがいえます。 もしゼロイチを相手に押し付けた場合、どうなるでしょうか? ゼロイチについて今回に話とは別に、少し補足をさせていただくと・・・ この考え方は自分だけでなく、相手に対しても似たようなことがいえます。 もしゼロイチを相手に押し付けた場合、どうなるでしょうか? いろいろな経緯があってトラブルが発生していますが その経緯や経過をあまり重要視せずに 「結局は何なの、どうしたいの?」と結論を急かすことです。 これは逆の立場になると分かりますが、脅迫されているような気分になります。 せっかく最後に結論を言おうと思っていたのに、それを急かされることによって「結論は隠しておこうか」と気持ちが変わってしまいます。 少なくとも、急かされたからといって、結論を先に言うことはありません。 また最後に残しておいた結論を隠してしまったり、結論自体を変えてしまうことがあります。 具体的には、当初の結論は「離婚に応じる」だったのに 結論を焦らされたために「離婚に応じない」という結論に摩り替えてしまいます。 ゼロイチという考え方はアメリカで生まれたもので、 英語の文章構造を反映しています。 ご存知のように英語と日本語は文章構造が異なります。 英語は先に結論、後に理由や原因、経緯などが述べられます。 一方、日本語の場合、先に理由や原因、経緯などが述べられ、結論は後回しです。 今は英語教育も浸透していますので、将来的にこの傾向は変わるかもしれませが,少なくとも今現在、20歳以上の人はこの文章構造が身についています。 私たちはもちろん、日本人です。 このような文章構造で話すことが習慣になっています。 その状況で、アメリカ流のゼロイチを押し付けられた場合、 ひどく抵抗し、嫌悪感を持ちます。 日本人ははっきりした結論を、前もって言いたくないのです。 国際結婚の人は除き、このことは覚えておくと、 「話の進め方」を誤ることはありません。 もし相手に結論を求めるのなら、相手の話を途中で遮ることなく 心のなかで「前置きが長いな。早く結論を知りたいな」と思っても あえて途中でチャチャを入れずに、最後まで話を聞くことです。 相手としてもいい加減な気持ちで話し合いに臨んでいなければ きちんと答えを用意していますので、あなたが急かすことがなければ 話の最後には、きちんと答えを聞くことができます。 そのことを踏まえて上で、今置かれている状況が パターン1(今すぐ行動する)なのかパターン2(しばらく待機する)なのか 仕分けをしていきます。 <続きを読む> |
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