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なぜ別居先に住民票を移せないのか? さて前回からお話している定額給付金ですが、前回は世帯ごとに支給されるから 何もしなければ、別居中、給付金を受け取ることができないということをお話しました。 今回はその続きです。 給付金をもらうには 妻と子供が住民票を移せば、それでこの問題は解決することができます。 前回のケースでは ・住民票は5人ともA市 ・居場所は夫がA市、妻と子はB市 となっています。 これを ・住民票は夫がA市、妻と子はB市 ・居場所は夫がA市、妻と子はB市 と変更することです。 住民票は世帯主の同意がなくても、変更することができます。 住民票を移すのに夫の同意が必要ありませんし、もし反対されたとしても 反対を押し切って変更することができます。 具体的にはA市に転出届、B市に転入届を提出します。 そうすれば夫にはA市から、妻と子にはB市から定額給付金が支給されます。 このように住民票と移すことで問題は解決します。 ただ、これで話が終わってしまうと、わざわざ私が時間をかけてお話する必要はありません。 大半のケースは住民票を移せば問題は解決しますが これでは解決できないケースもあり、それをお話したかったのです。 住民票を移せば解決できるということは、逆に考えると 「住民票を移せなければ」解決しないということです。 別居状態にある場合、全員が全員、住民票を変更できるわけではありません。 「住民票を移せば給付金をもらえる」と分かっていても やむを得ない理由で住民票を移すことができず、給付金をあきらめている人もいます。 今回は、すでにあきらめた人が、何とかテクニックを駆使して 給付金をもらうことはできないか、というお話です。 住民票を移したくても移せない理由とは「相手に居場所を知られたくない場合」です。 住民票は役所が管理する書類で、 夫婦間であれば夫が妻の、妻が夫の住民票を取得することは可能です。 別居した後、どこに住んでいるのか秘密にしておきたい場合 住民票を移動してしまうと、相手が住民票を取得し、そこに書かれている住所を知り 突然、訪ねてきたり、手紙を送ってくる可能性があります。 そういった理由で住民票を移すことができず、 結果として定額給付金を受け取ることができません。 もう少し掘り下げていくと、なぜ別居しなければならないのか、 別居の理由を知る必要があります。 別居とは名前の通り「住まいを別にすること」ですが なぜ、住まいを別にするに至ったのでしょうか? 別居の理由は大きく2つあります。 ・家庭内暴力(DV) ・DV以外 別居の理由のうち、DVは少数派です。 DV以外が多数派で、多くの場合、DVを受けていなくても 住まいを別にします。 DVを受けた場合、なぜ別居するのかは分かりやすいです。 DVは主に身体的な暴力で、 殴る、蹴る、家財を投げつける、包丁を持ち出す、 などが具体的な行動です。 このような暴力を受けると命の危険を感じ、 もっとエスカレートすると「殺されるかも」と不安になります。 そういった危機感や心配から、現状のまま、同居していると 自分の身が危ないと思い、逃げるように家出を決行します。 つまりDV=別居だと考えていただいて構いません。 DVの被害を受けているのに、 同居したまま、話し合いを続け、離婚できるケースは非常に稀です。 話し合いを持てば持つほど、さらに被害が酷くなっていき 暴力の結果、骨折などの重傷を負い、救急車で運ばれたり、 最悪の場合、殺されてしまうケースもあります。 ここまでの危険があるのに、無理をして同居を続ける必要はありません。 上記のような深刻なケースはニュースや新聞で取り上げられますが 実際にはそれほど多くありません。 明らかにDVと分かるような事情がなくても、別居に踏み切る人の方が多い。 ではDVの被害がなく 危険を感じるような状況でないのに、家出を実行するのでしょうか? 現実問題として、別居に至る経緯のなかに、DVが含まれている人は少ないです。 別居に踏み切る理由で一番多いのは、 度重なる喧嘩で嫌気が差し、一緒にいるのが苦痛になったということです。 ポイントは ◆ 度重なる喧嘩 ◆ 苦痛になった という2点です。 喧嘩の理由はいろいろありますが、別居に至るような事情は 浮気、お金、暴言の3つです。 上記のようにポイントは「度重なる」喧嘩です。 逆に「一度きり」の喧嘩では別居にはなりません。 もちろん、大きな喧嘩が一度あり、感情的に家を出て行くことはあります。 家出の後、例えば会社や友人の家に泊まり、その日は帰って来ないこともあるでしょう。 ただ数日後には自宅に戻ってくる可能性が高いです。 なぜなら日常用品や家具家財は自宅に置きっぱなしだからです。 会社での寝泊りがそのうち、不便になってきます。 つまり、一度の大きな喧嘩で、別居にまで発展することはありません。 別居というのは「住居環境を変更すること」を言います。 日常用品や家具家財を完全に移動できないとしても、ある程度は持ち出し 別の場所で生活を始めることを言います。 このように考えると、家出をして、数日、会社に寝泊りするのは別居には当てはまりません。 もう1度考えてみたいのは、なぜ度重なる喧嘩が別居に発展するのかです。 「度重なる」というのは1度や2度ではなく、複数回、極端にいえば 顔を会わせるたびに喧嘩をしているような状況です。 なぜ毎日のようの喧嘩をするようになってしまったのでしょうか? <続きを読む> |
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