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【 7割の人が間違える 】メール交渉の欠陥 さて私たちは毎日、当たり前のように「メール」を使っています。 ・・・という私も一日1,000通以上のメールを頂き、80〜140通の返事を書いています。 ここ最近は日常会話以外にも「メール」を使う場面は事情に多くなっています。 その例が夫婦間のコミュニケーションだったり、もっと言えば「離婚の話し合い」です。 離婚の話し合いというのは例えば 離婚する、しない、養育費はいくら、 慰謝料はいくら、どこまでが財産といったことです。 このやり取りを面前や電話ではなく「メール」で行っています。 メールでのやり取りを私は推奨していません。 ただ一方で遠距離で別居している場合、どうしてもメールに依存する傾向はあります。 私も相談者からそのメールのやり取りを見せてもらい、 アドバイスすることが多くなりました。 私がメールを拝見するなかで、特に注意して指摘する点を 今日はお話したいと思います。 離婚の話し合いをメールをする場合 コミュニケーションを上手く出来る人、出来ない人がいます。 メールの内容によって出来る人、出来ない人を判別することができます。 これは個人的な「好き、嫌い」という問題ではなく メールに『あること』が書かれてるかどうか、その1点だけです。 『あること』というのは本当に最低ライン、脚きりと言えます。 『あること』が入っていないメールを拝見すると相手方としては 「この人は何を考えているのだろう」とガッカリしますし 場合によっては怒りがこみ上げてくることがあります。 『あること』というのは【 理由 】です。 どんなアクションを起こすにも、なんらか理由があります。 その理由が明示されているかどうかで、大きな差が出ます。 「離婚の話し合い」のメールというのは、相手方に何かお願いをすることです。 小さなところでは返事の催促「明日までにお返事をいただけますか?」 大きなところでは最終通告「養育費、月5万円で納得しないなら調停にしますよ」 お願いを聞いてもらうには、相手に対する配慮や気配りが必要になります。 配慮や気配りがなければ、相手の心を動かし、行動に移ってもらうことはできません。 相手が「じゃぁ、やってみよう」と思うだけの【 理由 】を明示します。 その理由が相手の心を打つものであれば あなたのお願いを聞いてもらうことができます。 つまり、お願いのなかで一番大事なのは 「なぜ、そのお願いを聞かなければならないのか」その理由の部分です。 ただ残念ながら、これだけ理由が大事なのに、 理由を示さず、突然お願いの部分だけを送信してしまう人が多いです。 上記の例でいえば、いきなり 「明日までにお返事をいただけますか?」 「養育費、月5万円で納得しないなら調停にしますよ」 というメールを送ってきます。 このメールには 『なぜ明日までに返事をしなければならないのか?』 という理由が書かれていません。 例えば明後日から連休明けで仕事が忙しいから、明日までに返事が欲しい。 明日までに学校と市役所に報告しなければならない。 など、何らか理由があるはずです。 理由が明示されていないメールをみて、 どのような印象を受けるでしょうか? まず第1感は「返事を急いでいるんだなぁ」という感情です。 1時間ほど時間を空けて、このメールを見返すと、別の感情を抱きます。 「なぜ、そんなに急いでいるんだ。こっちも忙しいのに、 自分の都合でモノを言っているのでは」 と疑心暗鬼になってしまいます。 さらに深刻になると 「相手に対する配慮や気配りが出来ない、わがままな人間」 というレッテルを貼られます。 相手がしばらく我慢している場合もありますし いきなり関係を断絶する、つまりメールを無視されることもあります。 何度か連絡を取り合ってみて、音信普通になるようなら このあたりに原因があります。 基本的にこのような「理由なき請求」があっても、 よほどのことがない限り、注意されることはありません。 これは単純の時間的な問題と、わざわざ面倒なことをしてまで メールを送って欲しくないと相手方が思っているからです。 このようなメールを打っている人は、 知らぬ間に相手方が逃げ腰になってしまっている可能性が高いです。 なぜなら、メールアドレスのなかの「ブラックリスト」 に入ってしまっているのだから。 ブラックリストというのは 「この人からメールが来ても返事いなくて良い」という意味です。 本人に罪悪感や悪気がないのに、状況が悪化するのは本当に怖いことです。 自分で自分を矯正することができないからです。 このようなケースは別居期間が2年3年、最悪の場合、15年という方もいます。 別居中のやり取りの仕方に失敗し、解決の糸口を見出せず ズルズルと時間だけが経過してしまいます。 本人としては「なぜこのような事態になってしまったのか」分からないため とても歯がゆいのです。 ただし、「長期別居」という自体を招いたのは、もちろん複数の要因がありますが メールの文章によるところも大きいのです。 「理由なき請求」が問題になるのは、 メールを使ったコミュニケーションだけです。 面談や電話の場合はそれほど大きな問題にはなりません。 それは即時性のあるコミュニケーションツールだからです。 例えばあなたが「養育費、月5万円で納得しないなら調停にしますよ」 というメールを送り、相手方が「もう少し時間が欲しい」と返答してきたとします。 「じゃぁ、いつまで待ったらいいんですか?」 このようにすぐに聞き返すことができれば、 「いきなりキツイ言葉をかけてきて、とんでもない人」にはなりません。 返事を待つのはあなたで、「いつまで待ってあげるのか」は あなたに主導権があるからです。 そのため相手方が苛立ったり、疑心暗鬼になることはありません。 一方、この内容がそのままメールで届いた場合、どうでしょうか? 相手がどういう神経をしているのか疑ってしまいます。 「いきなり調停ってどういうことだ」 「もしかして甘く見られてる?」 ですので上記の問題はメールというツールだから発生するものといえます。 メールは文字だけしか相手に伝えることができません。 文字から連想するイメージや感情は、伝える側の思い通りにはなりません。 イメージや感情に関与できませんし、相手次第のところが大きいです。 だからこそ、メールは送信する前に 「きちんと理由が書かれているのか」を チェックする必要があります。 理由が書かれていれば、相手の一方的な連想を抱くことはなく それによって心象を悪くすることもありません。 次回は私が経験した「理由なき請求」の一例をお話したいと思います。 続きを読む |
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