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リカツ(離婚活動)ブームに流されるか、それとも?! さて今回のお話はブームに乗っかって思考停止になるのを防ぐ方法です。 何でもそうですが、ブームや流行に影響され、自分の頭で考えず 「流行っているから、とりあえず、やっておこう」と流されてしまう人がいます。 もちろん、その結果、プラスばかりなら良いですが、そんなことはなく 流行に流された結果、「こんなはずではなかった」とマイナスや損を被ることが多くあります。 なぜ安易にブームに乗っかり、その雰囲気や他人の意見に影響され 自分の頭で物事を判断できなくなるのか、1つの例を挙げてお話していきます。 今回お話するブームとは、今、テレビドラマで放送されている内容です。 1つはフジテレビ月曜21時からの「婚カツ!」(中居正広さん主演) もう1つはNHK金曜22時からの「コンカツ・リカツ」(桜井幸子さん主演)です。 婚活とは結婚活動の略で、結婚するために、あらかじめ準備をすることです。 離活とは離婚活動の略で、離婚するために、あらかじめ準備をすることです。 ゴールデンタイムに放送されるぐらいですから 婚活も離活もブームだと言えるでしょう。 婚活は「婚活時代」という本がベストセラーになり 昨年4月頃から、多くのメディアに取り上げられ、一大ブームになっており 世間的にもよく知られた言葉です。 早く結婚し、子供を産んでくれれば少子化対策になるため メディアだけでなく、国や市町村も力を入れているため、 このブームはしばらく終わりそうにありません。 「婚活時代」(ディスカバー社) http://tinyurl.com/cq37gf 一方、離活は今まであまり語られておらず、上記のドラマで初めて使われた言葉です。 婚活に比べ、離活は後発組で、世間的にはあまり認知されていません。 婚活に比べ、離活は後ろ向きなイメージがあるのも1つの理由です。 ドラマのなかでは、婚活する女性と離活する女性が対比して描かれていますが 視聴者の声を聞いてみると、「離活ってなんだか分からない」という声が多いようです。 離活する人は、原則、結婚している人ですので 婚活する人よりハードルが高いからです。 「離活って何ぞや」という定義は、今のところ、これをいったものがありません。 ただ定義がないと話を進めにくいので、今回、私なりの定義を示します。 離活には大きく3つあります。 1.話し合いの準備 →離婚の話し合いは、大きく分けると離婚成立と離婚条件の2つ。 具体的には離婚するよう説得することと、養育費や慰謝料などの金額を決めること。 離婚の説得は離婚原因によって異なるため 何が原因、理由なのか、相手はどうあれ、まずは自分の考えをまとめること。 (浮気、暴力、借金、性格の不一致、家事育児の不満、セックスレスなど) 養育費や慰謝料、財産分与などお金については 請求する金額とその根拠を決めておくこと。 どちらも、自分なりのシナリオと想定問答集を簡単に作っておく。 ・別居先の確保と別居の準備 →離婚を切り出した後は、同居を続けにくくなる。 1つは離婚協議が始まると今まで以上に関係が悪化し、 毎日のように喧嘩になるため、それに耐えられないため。 もう1つは離婚する相手の家事や世話をするのが苦痛になり それを放棄したいから。 どちらにしても離婚協議の途中で別居することになるから どこに転居するのか、あらかじめ用意をしておくこと。 別居の方法は実家に戻る、アパートを借りる、のいずれか。 実家の場合、離婚を切り出す前に、両親に話をしておくこと。 アパートの場合、めぼしい物件を探しておくこと。 県営、市営住宅を希望する場合は、ダメ元でも抽選に応募する。 別居の準備とは、生活費の確保と、家財の持ち出し。 別居後、生活費が止まるケースが多く その対策としては相手の通帳、カードを持ち出すことが1つ。 もう1つは生活費の支払を約束してから、自宅を後にすること。 家財を持ち出さずに別居先で生活を始めると、家財を買い揃える必要があり 大きな負担になる。 すべて持ち出せないにしても、何と何を運ぶのか、あらかじめ決めておくこと。 ・第3者へのアプローチ(浮気相手、銀行、保険会社) →配偶者ではなく、それ以外の人間へのアプローチ。 離婚を切り出す前に出来ることはやっておくこと。 1つは浮気相手。浮気が原因で離婚する場合、事前に相手と話をしておく。 もし相手が関係の継続や再婚を望み、それをやめさせることができない場合 強い気持ちで離婚に踏み切ることになる。 一方、浮気相手とのやり取りで、関係の解消を約束できた場合 配偶者をやり直すことができれば、離婚を切り出さなくても良い。 また自宅が持ち家で住宅ローンが残っている場合、銀行に相談しておく。 あなたが自宅を引き取りたい場合、持分や住宅ローンをあなた名義にするのは 銀行の審査が必要になる。 いざ離婚を切り出し、相手が名義変更にOKした後 銀行に相談し、審査をパスできないような状況は避けたい。 同じく生命保険や学資保険の契約者を変更するにも 保険会社の審査が必要で、これも事前に相談しておくと良い。 さて、ここまで離活の定義についてお話してきましたが、 実際問題、離活をしている人はどのくらいいるのでしょうか? 離活という言葉は出現する前から、離婚の準備をする人は確かに存在しました。 存在はしたけれど、あまり注目を浴びることはなかったというのは実際のところです。 これはいわゆる「離婚準備組」「離婚予備軍」と言われる人たちです。 離婚を考えているけれど、いろいろな理由で、今は離婚を切り出さない人のことです。 理由というのは ・子供が学校を卒業したら、成人をしたら離婚する ・定年になったら離婚する ・再婚予定相手が離婚できたら、自分も離婚する などです。 「離婚準備組」は統計上の数字に表れません。 離婚した人は厚生労働省が戸籍からデータをとっているため、数字に反映されますが、 「離婚したいと思っている人」を 国や市町村が1人1人数え上げることができないからです。 ただ私は相談をされた方の年齢や性別を、おおまかですが、数値化しているため このあたりの情報を把握しています。 国が持っている「離婚した人の数」と、私が持っている「離婚したいと思っている人」を 見比べると、本当に離活がブームなのか、数字から読み取ることができます。 ◇ 離婚件数(厚生労働省・人口動態統計より) 平成20年 251,000人 平成19年 255,000人 平成18年 261,917人 平成17年 258,000人 ◇ 相談の傾向(事務所の相談実績より) 注)60〜80代の方の相談もありますが少数のため、今回は除外。 ・平成20年1月〜12月 1,446人 男女比 男性:375人(26%)女性:1,071人(74%) 年代別 男性 20代:60人(17%) 30代:206人(55%) 40代:59人(15%) 50代:50人(11%) 女性 20代:182人(17%) 30代:675人(63%) 40代:182人(17%) 50代:32人(3%) ・平成19年1月〜12月 1,287人 男女比 男性:231人(18%)女性:1,056人(82%) 年代別 男性 20代:66人(29%) 30代:94人(41%) 40代:62人(27%) 50代:9人(3%) 女性 20代:253人(24%) 30代:549人(52%) 40代:211人(20%) 50代:43人(4%) ◆ 日本全体の離婚件数は年々減少しているが、事務所の相談件数は増えている。 離婚予備軍の数が増えているけれど、なかなか離婚成立まで至らないことを示している。 ◆ 相談の大部分は30代女性。子供が小さいうちは離婚を切り出しやすいから。 逆に40代、50代になり子供が大きくなると転校や苗字が問題になり、制約が多くなる。 ◆ 平成20年になって50代男性の相談が急増。年金分割が浸透してきたため。 相談の多くは、夫が別の女性と再婚したいためで、今までは妻を説得できなかったが 年金分割が始まり、妻が話し合いに応じるようになった。 <続きを読む> |
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